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SAA-C03Cost-Optimized Architectures難易度標準

SAA-050

本番EC2インスタンス群のCPU使用率が長期間10%未満で推移しており、スペックが過剰である可能性があります。実際の使用状況の分析にもとづいて、移行先として適切なインスタンスタイプの候補まで提示させたい場合、最も適したサービスはどれですか?

選択肢

解説と正解

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正解:B. AWS Compute Optimizerを有効化し、使用率メトリクスにもとづく推奨インスタンスタイプを確認する

解説

AWS Compute Optimizerは、CloudWatchの使用率メトリクスを機械学習で分析し、EC2インスタンス・Auto Scalingグループ・EBSボリューム・Lambda関数などに対して具体的な推奨リソース構成と推定削減額、パフォーマンスリスクを提示します。移行先候補まで示す点が要件に一致します。

選択肢ごとの解説

A. Amazon CloudWatchでメモリ使用率のカスタムメトリクスを収集し、ダッシュボードで可視化する

メトリクスの可視化は現状把握には役立ちますが、適切なインスタンスタイプを判断・提示する機能はありません。

B. AWS Compute Optimizerを有効化し、使用率メトリクスにもとづく推奨インスタンスタイプを確認する

正解です。無料で有効化でき、推奨と現状の比較、推定コスト削減額まで確認できます。

C. AWS BudgetsでEC2のコスト予算を設定し、しきい値超過時に通知を受け取る

AWS Budgetsは予算のしきい値超過を通知するサービスで、どのインスタンスが過剰かの分析や移行先の提案は行いません。

D. AWS Trusted Advisorの「低使用率のAmazon EC2インスタンス」チェックを確認する

Trusted Advisorのコスト最適化チェックは低使用率のインスタンスを「検出」してくれますが、利用にはビジネス以上のサポートプランが必要で、使用率分析にもとづく具体的な移行先インスタンスタイプの推奨まではCompute Optimizerの領分です。

実務での使いどころ

AWS Compute Optimizer は、CloudWatch が収集したリソース使用率メトリクスを機械学習で分析し、EC2 インスタンス、EC2 Auto Scaling グループ、EBS ボリューム、Lambda 関数、ECS on Fargate サービス、商用ソフトウェアライセンスなどについて「現在の構成が過剰か不足か」と「推奨される移行先」を提示するサービスである。推奨には推定コスト削減額と、変更した場合のパフォーマンスリスクが併記されるため、単に安いタイプへ寄せるのではなく、性能を落とさない範囲での適正化(ライトサイジング)を判断できる。有効化自体は無料で、EC2 についてはメモリ使用率などの追加メトリクスを CloudWatch エージェント経由で送ると推奨の精度が上がる。 コスト最適化に関わるサービスは役割が細かく分かれており、混同しやすい。AWS Cost Explorer はコストと使用量の推移を可視化・分析するダッシュボードで、Savings Plans や RI の購入推奨、ライトサイジング推奨も提供する。AWS Budgets は予算のしきい値に対する超過・予測超過を通知する仕組み。AWS Trusted Advisor はコスト最適化・パフォーマンス・セキュリティ・耐障害性・サービスクォータの 5 分野でベストプラクティスをチェックし、「低使用率の Amazon EC2 インスタンス」のような検出項目を持つが、コスト最適化系のチェックをフルに利用するにはビジネス以上のサポートプランが必要になる。Cost Anomaly Detection は普段と異なる支出パターンを機械学習で検出する。 SAA-C03 では「使用率にもとづいて適切なインスタンスタイプを推奨してほしい」「ライトサイジングしたい」という要件で Compute Optimizer が正解になる。誤答には Budgets(通知のみ)、CloudWatch(可視化のみ)、Trusted Advisor(検出はするが推奨タイプの提示は行わない)が並ぶ。「検出」「可視化」「通知」「推奨」のどれを求められているかを問題文から読み分けるのが、この領域の判断軸になる。

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