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CLF-C02Cloud Concepts難易度標準

CLF-006

高可用性を実現する設計として最も適切なものはどれですか?

選択肢

解説と正解

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正解:D. 複数のアベイラビリティゾーンにリソースを配置する

解説

高可用性を高めるには、複数AZや冗長化を利用し、単一障害点を減らす設計が重要です。

選択肢ごとの解説

A. バックアップを一切取得しない

誤りです。バックアップは復旧に重要です。

B. 監視サービスをすべて停止する

誤りです。監視を停止すると障害検知が遅れます。

C. すべてのデータを1台のEC2インスタンスだけに保存する

誤りです。1台に集約すると障害時に停止しやすくなります。

D. 複数のアベイラビリティゾーンにリソースを配置する

正解です。複数AZに分散すると障害に強くなります。

実務での使いどころ

高可用性(High Availability, HA)は、システムが予期しない障害に遭遇しても、サービス 提供を継続できる性質を指す。AWS で高可用性を実現する基本パターンは、複数の アベイラビリティゾーンへのリソース分散、ロードバランサーによるトラフィック分配、 スタンバイ系を含むデータベース冗長化、定期的なバックアップと監視の組み合わせである。 Web 層は ALB + Auto Scaling Group を 2 つ以上の AZ にまたがせ、データ層は RDS の Multi-AZ や Aurora のクラスタ構成で書き込み系と読み取り系を冗長化する、というのが 標準構成になる。 高可用性と関連する概念には、耐障害性(Fault Tolerance)、災害復旧(Disaster Recovery)、 バックアップ・リストアがあり、それぞれ目的と達成手段が異なる。高可用性は「単一の コンポーネント障害が起きてもサービスを止めない」ことが主眼であるのに対し、災害復旧は 「リージョン規模の障害が発生した場合に別リージョンへ切り替える」ことが主眼であり、 RTO(目標復旧時間)と RPO(目標復旧時点)の指標で設計される。可用性を高めるほど 構成は複雑になり、コストも増えるため、ビジネス要件として許容できるダウンタイムを 明確にしたうえで設計するのが実務上の基本となる。 CLF-C02 では、高可用性の設計として「複数 AZ への分散」が正解として出題される頻度が 高い。誤答としては「1 台の EC2 にすべて集約する」「バックアップを取得しない」 「監視を停止する」のように、可用性を直接損なう極端な選択肢が並ぶ。SAA-C03 などの上位 試験では、Multi-AZ と Read Replica の使い分け(前者は可用性、後者は読み取り性能)、 あるいはアクティブ/パッシブ構成とアクティブ/アクティブ構成の違いといった、より 踏み込んだ設計判断が問われる。

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