X-Ray
AWS X-Ray
APIやLambdaの処理がどこで遅いかを追跡するサービス。
一言でいうと
APIやLambdaの処理がどこで遅いかを追跡するサービス。
概要
AWS X-Rayは、分散アプリケーションのリクエスト経路や処理時間を可視化するトレーシングサービスです。
主な用途
- サーバーレスAPIのトレース
- マイクロサービスの遅延調査
- 障害時の原因分析
CLF-C02 試験ポイント
- 分散トレーシングサービスである
- パフォーマンス問題の調査に使う
- CloudWatch Logsとは役割が異なる
SAA-C03 試験ポイント
- API GatewayやLambdaと連携できる
- サービス間のボトルネックを可視化できる
- MVPではCloudWatch Logsで足りる場合が多い
実際の使いどころ
AWS X-Ray は、分散アプリケーションのリクエスト経路と処理時間を可視化する分散トレー シングサービスである。API Gateway → Lambda → DynamoDB のようなサーバーレス構成や、 ALB → ECS → RDS のようなマイクロサービス構成において、1 つのリクエストが各コンポー ネントを通過する経路と、各コンポーネントでの処理時間(レイテンシ)・エラー情報を 記録する。X-Ray コンソールではサービスマップとして全体像を可視化でき、どのサービス 間呼び出しが遅いか・どこでエラーが発生しているかをリクエスト単位で追跡できる。 X-Ray を有効化するには、アプリケーションコード側に X-Ray SDK を組み込むか、対象 サービスの X-Ray トレース機能を有効化する。Lambda・API Gateway・ALB・SQS・SNS など 主要サービスはコンソール側でトレースを有効化するだけで X-Ray にデータが送られる。 SDK を組み込んだ場合は、独自のサブセグメント(外部 API 呼び出しや DB クエリ等)を 記録でき、より細かい粒度でボトルネックを特定できる。サンプリングレートを設定する ことで、トレース対象とするリクエスト割合を制御し、コストを抑えられる。 CloudWatch Logs との役割の違いを整理しておく必要がある。CloudWatch Logs は「個別 サービスのテキストログ」を集約するのに対し、X-Ray は「複数サービスにまたがる リクエストの実行経路と処理時間」を可視化する。障害調査では両者を併用し、X-Ray で どこが遅いか・どこで失敗しているかを特定し、CloudWatch Logs で該当箇所の詳細ログを 確認する流れが一般的である。料金は記録トレース数と取得トレース数の従量課金で、毎月 一定量の無料利用枠がある。CLF-C02 では「X-Ray = 分散トレーシング」「Lambda や API Gateway の遅延調査に使う」「CloudWatch Logs とは役割が異なる」という整理が頻出 論点となる。
公式ドキュメント
コスト注意点
- トレース記録数や取得数で課金される
- 問い合わせAPIのみの段階では必須ではない
セキュリティ注意点
- トレースに個人情報や本文を含めない
- 本番で取得するデータ範囲を制限する
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最終更新日:2026-06-18