CLF-044
オンプレミス環境と比較したクラウドの利点として最も適切なものはどれですか?
選択肢
解説と正解
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正解:B. 需要に応じてリソースを拡張・縮小できる
解説
クラウドでは必要なときにリソースを増やし、不要になれば減らせます。これにより需要変動への対応や初期投資の削減がしやすくなります。
選択肢ごとの解説
A. 物理サーバーを必ず自社で購入する必要がある
クラウドでは物理サーバーを自社で購入する必要はありません。
B. 需要に応じてリソースを拡張・縮小できる
正解です。クラウドの代表的な利点はスケーラビリティと弾力性です。
C. すべてのセキュリティ設定が不要になる
セキュリティ設定は引き続き必要です。責任共有モデルを理解する必要があります。
D. すべてのサービスが常に無料で利用できる
AWSには無料枠がありますが、すべてのサービスが常に無料ではありません。
実務での使いどころ
クラウドコンピューティングの代表的な利点は、需要に応じてリソースを拡張・縮小できる こと、すなわちスケーラビリティ(拡張性)と弾力性(エラスティシティ)である。 オンプレミス環境では、ピーク時のアクセスを見込んでサーバーを事前に多めに用意する 必要があり、平常時は余ったサーバーが固定費として残る。クラウドでは Auto Scaling や Elastic Load Balancing、サーバーレス構成(AWS Lambda 等)により、需要に応じてリソース 量を自動で増減でき、使った分だけ支払う従量課金と組み合わせて無駄を抑えられる。 試験文脈では、オンプレミスと対比したクラウドの利点として「需要に応じてリソースを 拡張・縮小できる」を選ばせる問題が出る。誤答として「物理サーバーを必ず自社で購入する 必要がある(オンプレミスの説明)」「すべてのセキュリティ設定が不要になる(責任共有 モデルと矛盾)」「すべてのサービスが常に無料で利用できる(無料利用枠の誤認)」のように、 クラウドの定義と明らかに矛盾する選択肢が並ぶ。極端な言い切り(「必ず」「すべて」「常に」) が含まれる選択肢は誤答である可能性が高い。 実務では、弾力性が効くワークロードと効かないワークロードの見極めが選定基準となる。 需要変動が大きい Web サイト・キャンペーン・バッチ処理では Auto Scaling やサーバー レスが有効である一方、負荷が常に一定のワークロードではリザーブドインスタンスや Savings Plans のような長期コミット割引の方が単価を抑えられる。CLF-C02 では「クラウド =常に安い」という単純化を避け、「需要に合わせて無駄を減らせる」という正確な定義で 押さえることが求められる。スケーラビリティ・弾力性・俊敏性・従量課金の 4 つは 「クラウドのメリット」として繰り返し出題される。