メインコンテンツへ移動
CLF-C02Security and Compliance難易度やさしい

CLF-031

AWS責任共有モデルにおいて、通常ユーザー側の責任となるものはどれですか?

選択肢

解説と正解

解説と正解を読む(先に自分で回答してから開くのがおすすめです)

正解:D. IAMユーザーやIAMロールの権限設計

解説

責任共有モデルでは、AWSはクラウドのセキュリティを担当し、ユーザーはクラウド内のセキュリティを担当します。IAMの権限設計やアクセス管理はユーザー側の責任です。

選択肢ごとの解説

A. AWSマネージドサービスの基盤ハードウェア交換

基盤ハードウェアの保守はAWS側の責任です。

B. AWSデータセンターの電源設備の管理

データセンター設備の管理はAWS側の責任です。

C. AWSグローバルインフラストラクチャの物理的な保護

AWSグローバルインフラストラクチャの物理的保護はAWS側の責任です。

D. IAMユーザーやIAMロールの権限設計

正解です。IAMの権限設計はユーザーが行うクラウド内のセキュリティです。

実務での使いどころ

AWS 責任共有モデル(Shared Responsibility Model)は、AWS とユーザーの責任範囲を 「クラウドのセキュリティ(Security of the Cloud)」と「クラウド内のセキュリティ (Security in the Cloud)」に分割する考え方である。AWS 側は、データセンターの物理 セキュリティ、サーバー・ストレージ・ネットワーク機器のハードウェア、ハイパーバイザー やマネージドサービスの基盤ソフトウェア、AWS グローバルインフラ全体の運用を担当する。 ユーザー側は、IAM の権限設計、OS やミドルウェアのパッチ適用(IaaS の場合)、データの 暗号化、ネットワーク構成(VPC / Security Group / NACL)、アプリケーションコード、 データの分類と保護を担当する。 責任範囲は利用するサービスのタイプによってシフトする。EC2 のような IaaS では OS 以上 すべてがユーザー責任、RDS のようなマネージドサービスでは OS と DB エンジン本体が AWS 責任に移り、ユーザーはスキーマ設計・データ・接続経路・IAM 認証の責任を負う。S3 や DynamoDB のようなフルマネージドサービスでは、ユーザー責任はさらに狭まりデータと アクセス制御に集中する。Lambda のようなサーバーレスサービスでも、関数コードと IAM ロールはユーザー責任である。 試験文脈では「次のうちユーザー側の責任はどれか」という形で出題され、IAM の権限設計 / データの暗号化 / Security Group のルール設定 / ゲスト OS のパッチ適用などが正解選択肢に なる。誤答には「データセンターの電源設備管理」「グローバルインフラの物理保護」「マネージド サービスの基盤ハードウェア交換」など、明確に AWS 側責任である項目が並ぶ。CLF-C02 では この境界線を取り違えないかが繰り返し問われる頻出領域である。

関連リンク

関連サービス