CLF-029
長期間利用するEC2ワークロードのコストを下げる選択肢として最も適切なものはどれですか?
選択肢
解説と正解
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正解:C. Savings PlansまたはReserved Instancesを検討する
解説
長期間安定して利用するワークロードでは、Savings PlansやReserved Instancesを使うことでオンデマンドよりコストを下げられる場合があります。
選択肢ごとの解説
A. CloudWatch Logsを無期限保存する
誤りです。ログの無期限保存はコスト増につながります。
B. 常にオンデマンド料金だけを使う
誤りです。オンデマンドは柔軟ですが、長期固定利用では割高になる場合があります。
C. Savings PlansまたはReserved Instancesを検討する
正解です。長期利用では割引オプションを検討します。
D. すべてのデータを高頻度アクセス用ストレージに固定する
誤りです。アクセス頻度に応じたストレージ選択が重要です。
実務での使いどころ
EC2 の課金モデルには、オンデマンド / Savings Plans / リザーブドインスタンス(RI)/ スポットインスタンスの 4 種類がある。オンデマンドは予約なしで秒・時間単位の従量課金、 Savings Plans と RI は 1 年または 3 年のコミットで時間あたり単価を割引く方式、スポットは 余剰キャパシティを大幅割引で利用する代わりに中断のリスクがある方式である。長期間 安定して稼働するワークロードでは、Savings Plans または RI を組み合わせることでオン デマンドより最大 70% 前後のコスト削減が可能になる。 Savings Plans は EC2 / Fargate / Lambda にまたがってコミット時間あたりの利用額を約束 する方式で、Compute Savings Plans はインスタンスファミリー・リージョン・OS・テナンシー の変更にも追従できる柔軟性が特徴である。RI は EC2 専用でインスタンスタイプを特定する 代わりに、Standard RI は最大の割引率、Convertible RI はファミリー変更の柔軟性が得られる。 CLF-C02 では「長期利用なら割引オプションを検討する」という方向性が問われる程度で、 SAA-C03 以降で Savings Plans と RI の使い分けや Compute / EC2 Instance Savings Plans の 差分が踏み込んで問われる。 誤答として頻出するのは「常にオンデマンド料金だけを使う」「CloudWatch Logs を無期限 保存する」「データを高頻度アクセス用ストレージに固定する」など、コスト削減ではなく コスト増を招く選択肢である。「長期固定利用 = 割引コミット」「変動が大きい = オン デマンドやサーバーレス」「中断に耐えられる = スポット」という対応関係を押さえて おきたい。