CLF-017
Amazon S3の主な用途として最も適切なものはどれですか?
選択肢
解説と正解
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正解:C. オブジェクト形式でファイルを保存する
解説
Amazon S3はオブジェクトストレージサービスで、画像、HTML、ログ、バックアップなどのファイル保存に利用できます。
選択肢ごとの解説
A. 仮想サーバーを実行する
誤りです。仮想サーバーはEC2です。
B. リレーショナルデータベースを管理する
誤りです。リレーショナルデータベースはRDSです。
C. オブジェクト形式でファイルを保存する
正解です。S3はオブジェクトストレージです。
D. DNS名前解決を提供する
誤りです。DNSはRoute 53です。
実務での使いどころ
Amazon S3(Simple Storage Service)は、ファイルを「オブジェクト」という単位で保存する フルマネージドのオブジェクトストレージサービスである。バケット(保存先の論理的な 入れ物)にオブジェクトをキー名付きで配置し、HTTP/HTTPS 経由で読み書きする。ストレージ 容量に上限がなく、1 オブジェクトあたり最大 5 TB まで保存できる。耐久性は 11 ナイン (99.999999999%)の年間オブジェクト耐久性で設計されており、複数の物理拠点へ自動的に レプリケートされる。 実務での代表的な用途は、静的 Web サイトのアセット(画像・CSS・JavaScript・HTML) 配信、データレイク(CSV / JSON / Parquet 等の分析用元データ保管)、バックアップと アーカイブ(EBS スナップショットや RDS スナップショットの保管先も内部的に S3)、 ログ集約(CloudTrail / ALB / VPC Flow Logs の保存先)、CloudFront のオリジン、 ソフトウェア配布用パッケージの置き場である。アクセス頻度に応じてストレージクラスを 選べ(Standard / Standard-IA / Intelligent-Tiering / Glacier 系)、ライフサイクル ポリシーで自動的に低コストなクラスへ移行させてコスト最適化できる。S3 はブロック ストレージ(EBS / EC2 にアタッチして OS から見える「ディスク」)でもファイル ストレージ(EFS / NFS マウント)でもないため、用途が異なる点を理解しておく必要が ある。 CLF-C02 では、「S3 の主な用途として最も適切なのはどれか」「画像やバックアップを 保存するのに適したサービスはどれか」という形で問われる。誤答として EC2(仮想 サーバー)/ Route 53(DNS)/ RDS(リレーショナル DB)など、ストレージ用途ではない サービスが並ぶ。SAA-C03 以降では、ストレージクラスの選定、バージョニング、レプリ ケーション、署名付き URL、バケットポリシーと IAM ポリシーの組み合わせ、暗号化方式 (SSE-S3 / SSE-KMS / SSE-C)の使い分けが踏み込んで問われる。