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CLF-C02Cloud Concepts難易度標準

CLF-004

アベイラビリティゾーンを複数利用する主な目的はどれですか?

選択肢

解説と正解

解説と正解を読む(先に自分で回答してから開くのがおすすめです)

正解:D. 単一障害点を減らし、可用性を高めるため

解説

複数のアベイラビリティゾーンにリソースを配置すると、1つのAZに障害が発生してもサービスを継続しやすくなります。

選択肢ごとの解説

A. IAMユーザーの数を増やすため

誤りです。IAMユーザー数とは関係ありません。

B. すべてのAWS利用料を無料にするため

誤りです。複数AZ構成はコストが増える場合もあります。

C. CloudWatch Logsを無効化するため

誤りです。CloudWatch Logsの有効・無効とは関係ありません。

D. 単一障害点を減らし、可用性を高めるため

正解です。複数AZ構成は可用性向上の基本です。

実務での使いどころ

アベイラビリティゾーン(AZ)を複数利用するマルチ AZ 構成は、単一の物理データセンター 障害(停電・ネットワーク機器故障・自然災害など)が発生した際に、サービス全体を停止 させない設計の基本である。実務では、EC2 を Auto Scaling Group で複数 AZ に配置し、 ALB を前面に立ててトラフィックを分散する Web 層構成、RDS を Multi-AZ 配置にして スタンバイ DB を別 AZ に置く DB 層構成、ファイルストレージを EFS のようなリージョン内 冗長化されたサービスに置く構成などが標準的に採用される。 複数 AZ 構成にはトレードオフも存在する。AZ を跨ぐデータ転送には料金が発生し、AZ 間の レイテンシは同一 AZ 内の通信より高くなる。また、RDS の Multi-AZ はスタンバイ用の DB インスタンスが追加で起動するため、シングル AZ 構成と比較して概ね 2 倍のコンピュート コストが発生する。可用性を高めるとコストも上がるため、ワークロードに求められる SLA (例: 99.9% / 99.99%)に応じて、シングル AZ で十分か、Multi-AZ が必要か、さらに マルチリージョンまで広げるかを段階的に判断することになる。 CLF-C02 では、複数 AZ 配置の目的は「単一障害点(SPOF)の排除」「高可用性の実現」 という文脈で問われる。誤答の典型は「コストを下げるため」「IAM ユーザー数を増やすため」 「監視を不要にするため」のような、可用性とは別軸の話を当て込んでくるパターンである。 さらに、「マルチ AZ」と「マルチリージョン」の混同にも注意が必要で、マルチ AZ は同一 リージョン内の可用性向上策、マルチリージョンは地理的災害対策やレイテンシ最適化に 位置付けられる。

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