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SAA-C03Cost-Optimized Architectures難易度標準

SAA-025

短時間だけ実行されるバッチ処理があり、中断されても再試行できます。EC2コストを大きく削減したい場合、最も適した選択肢はどれですか?

選択肢

解説と正解

解説と正解を読む(先に自分で回答してから開くのがおすすめです)

正解:D. Spot Instancesを利用する

解説

Spot Instancesは中断を許容できる処理に向いており、オンデマンドより大幅にコストを下げられる場合があります。

選択肢ごとの解説

A. NAT Gatewayを追加する

NAT Gateway追加はバッチ処理のEC2コスト削減策ではありません。

B. 常に最大サイズのオンデマンドインスタンスを利用する

最大サイズのオンデマンドはコストが高くなります。

C. Dedicated Hostsのみを利用する

Dedicated Hostsは専有ホストが必要なライセンス要件などで使います。コスト削減目的では不向きです。

D. Spot Instancesを利用する

正解です。中断可能なバッチ処理に向いています。

実務での使いどころ

Spot Instances は、AWS の余剰 EC2 キャパシティをオンデマンド料金から最大 90% 割引で利用できる購入オプションである。代わりに、AWS 側でキャパシティが必要になった場合は 2 分前の通知(Spot Instance interruption notice)と共に強制終了される可能性がある。この特性のため、中断されても再試行可能なバッチ処理、ML トレーニング、CI/CD ビルド、レンダリング、データ処理パイプラインなどに向いている。EC2 Auto Scaling グループに Spot を混在させ、混合インスタンスポリシーで複数インスタンスタイプを指定すれば、特定タイプの枯渇によるキャパシティ不足も回避できる。 設計上のポイントとして、Spot 中断時の処理を冪等に設計し、チェックポイント機能(処理途中の状態を S3 や DynamoDB に保存して再開可能にする)を組み込むのが基本である。中断通知を CloudWatch Events / EventBridge で受け取り、Auto Scaling Lifecycle Hook で graceful shutdown を実行する構成も実務でよく使われる。常時可用性が必要な定常稼働では On-Demand や RI / Savings Plans と組み合わせ、Spot は弾力的に増減する部分に限定する。 SAA-C03 では「短時間バッチ」「中断されても再試行できる」「大幅にコストを削減したい」という条件で Spot が正解となる。Dedicated Hosts は専有ホスト要件(ライセンス持ち込みや物理的隔離)向けでコスト削減が主目的ではない。常時最大サイズのオンデマンドや NAT Gateway 追加は、いずれもコスト増要因か無関係であり誤答となる。Spot Fleet、混合インスタンスポリシー、中断通知の処理パターンも上位試験で問われる。

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