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SAA-C03High-Performing Architectures難易度標準

SAA-019

画像アップロード処理で、ユーザーが世界各地からS3へ大容量ファイルをアップロードします。遠距離アップロードの速度を改善したい場合、最も適した機能はどれですか?

選択肢

解説と正解

解説と正解を読む(先に自分で回答してから開くのがおすすめです)

正解:A. S3 Transfer Acceleration

解説

S3 Transfer AccelerationはCloudFrontのエッジロケーションを利用して、遠距離からS3へのアップロードを高速化します。

選択肢ごとの解説

A. S3 Transfer Acceleration

正解です。グローバルなS3アップロード高速化に使います。

B. S3 Versioning

Versioningは過去バージョン保持の機能です。

C. S3 Object Lock

Object Lockは改ざん防止や保持期間管理に使います。

D. S3 Glacier Deep Archive

Glacier Deep Archiveは長期アーカイブ向けの低コストストレージクラスです。

実務での使いどころ

S3 Transfer Acceleration は、CloudFront のエッジロケーションを経由して S3 バケットへアップロードを行う機能で、遠距離・大容量のアップロードを高速化する。ユーザーは通常の S3 エンドポイント(`bucket.s3.amazonaws.com`)の代わりに専用エンドポイント(`bucket.s3-accelerate.amazonaws.com`)を使用し、最寄りのエッジまでは AWS バックボーンではなく公衆インターネット経由で短距離到達、エッジ以降は AWS バックボーン経由でバケットのあるリージョンまで届けられる。長距離区間で安定したスループットが得られるため、ユーザーが世界中に分散しているアップロードユースケースで効果が出やすい。 代替として、マルチパートアップロードによる並列化、AWS DataSync・Snow Family など別経路の検討、ユーザーに近いリージョンへ S3 バケット自体を移すといった手段もある。Transfer Acceleration は「S3 バケットの場所は変えたくないが、遠距離アップロードだけ高速化したい」用途に最も素直に当てはまる。料金は通常の S3 データ転送に加えて加速分の追加料金が発生するため、Amazon が提供する Speed Comparison Tool で事前に効果を計測してから採用するのが定石である。 SAA-C03 では、「世界各地から S3 への大容量アップロード」「遠距離アップロードを高速化」「バケットのリージョン移動はしたくない」というキーワードが含まれる場合、Transfer Acceleration が正答となる。誤答として「CloudFront を使ってアップロード」(CloudFront は基本ダウンロード配信向けで、PUT を直接受けるオリジンは別途必要)「Direct Connect」(オンプレ専用線、エンドユーザー向けではない)「マルチパートアップロードだけで解決」(区間遅延自体は短縮しない)を当て込む選択肢が混入する。

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