CLF-036
AWSアカウントのrootユーザーに対して最初に実施すべきセキュリティ対策として最も適切なものはどれですか?
選択肢
解説と正解
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正解:B. rootユーザーのMFAを有効化する
解説
rootユーザーはAWSアカウント全体に強い権限を持つため、MFAを有効化し、日常作業では使わない運用が重要です。
選択肢ごとの解説
A. rootユーザーのアクセスキーを複数作成する
rootユーザーのアクセスキーは作成しない、または不要なら削除するのが基本です。
B. rootユーザーのMFAを有効化する
正解です。rootユーザーには必ずMFAを設定します。
C. すべてのIAMユーザーにAdministratorAccessを付与する
全員にAdministratorAccessを付けるのは最小権限の原則に反します。
D. rootユーザーを日常的な開発作業に使う
rootユーザーは日常作業には使いません。
実務での使いどころ
AWS アカウントの root ユーザーは、アカウント作成時のメールアドレスとパスワードで ログインできる最上位の特権ユーザーであり、すべての AWS サービスとリソースに対する 無制限のアクセス権を持つ。root ユーザーが侵害されると、アカウントの請求情報変更、 全リソースの削除、不正なリソースの大量起動などが行えるため、保護の優先度が最も高い。 AWS のベストプラクティスでは、root ユーザーには必ず MFA(多要素認証)を有効化し、 日常的な操作には使わず、IAM ユーザーまたは IAM Identity Center のユーザーで作業する ことが推奨されている。 試験文脈では「AWS アカウントのセキュリティを高めるために最初に行うべき設定はどれか」と いう形で出題され、「root ユーザーの MFA を有効化する」が正解として選ばれる。誤答として 「root ユーザーのアクセスキーを複数作成する」「root ユーザーを日常的な開発作業に使う」 「すべての IAM ユーザーに AdministratorAccess を付与する」などが並ぶ。いずれも最小権限の 原則や root ユーザー保護の方針と真逆の操作であり、ベストプラクティスを理解していれば 切り分け可能である。 実務でアカウント開設直後に推奨される初期設定は、root ユーザーへの MFA 設定、root ユーザー のアクセスキー作成回避、管理用 IAM ユーザーまたは IAM Identity Center ユーザーの作成、 AWS Budgets による予算アラート、AWS CloudTrail による API 操作履歴の有効化、というのが 一般的な並びとなる。CLF-C02 ではこの「アカウント開設直後の初期設定」を問う出題が頻出 であり、root ユーザーと IAM ユーザーの役割分担、MFA、最小権限という 3 つのキーワードが 繰り返し登場する。