ElastiCache
Amazon ElastiCache
DBアクセスを減らし、レスポンスを速くするためのキャッシュサービス。
一言でいうと
DBアクセスを減らし、レスポンスを速くするためのキャッシュサービス。
概要
Amazon ElastiCacheは、Redis互換またはMemcached互換のインメモリキャッシュをマネージドで利用できるサービスです。
主な用途
- セッション管理
- DBクエリ結果のキャッシュ
- ランキングや一時データの高速取得
CLF-C02 試験ポイント
- インメモリキャッシュサービスである
- Redis互換とMemcached互換の選択肢がある
- 低レイテンシが求められる用途で使う
SAA-C03 試験ポイント
- 読み取り負荷が高いシステムでDB負荷を下げられる
- キャッシュ障害時のフォールバック設計が必要になる
- VPC内で利用する
実際の使いどころ
Amazon ElastiCache は、Redis 互換または Memcached 互換のインメモリキャッシュ / インメモリデータストアをマネージドで提供するサービスである。データを RAM 上に 保持してミリ秒未満のレイテンシで読み書きできるため、リレーショナル DB(RDS) や NoSQL DB(DynamoDB)への高頻度アクセスをキャッシュで肩代わりして、データベース 負荷とレスポンス遅延を抑える用途で使われる。エンジンは Redis 互換(Redis OSS / Valkey ベース)と Memcached の 2 系統があり、用途に応じて選び分ける。 Redis 互換エンジンは、文字列・ハッシュ・リスト・セット・ソート済みセット・ストリーム などの豊富なデータ構造、永続化(スナップショット / AOF)、レプリケーション、 クラスター構成(シャーディング)、Pub/Sub、トランザクション機能を持つ。セッション 管理、ランキング集計、メッセージング、リアルタイムリーダーボードなど、単純な KV を超える複雑なデータ操作が必要な場面で選ばれる。Memcached 互換エンジンは機能を 単純な KV キャッシュに絞った代わりに、マルチスレッドで高スループットを出せるため、 大量の DB クエリ結果を単純にキャッシュしたい用途に向く。永続化やレプリケーション が必要なら Redis 互換、純粋なキャッシュ用途で水平スケールしたいなら Memcached という整理になる。 実務での代表的な利用シナリオは、ステートレスな Web アプリケーションのセッション ストア、SaaS アプリの「同じユーザーが同じ画面を何度も開く」場面のクエリ結果 キャッシュ、ランキング / リアルタイム集計、レート制限カウンタ、Pub/Sub による コンポーネント間連携である。ElastiCache ノードは VPC 内に配置し、Security Group で接続元アプリケーション(EC2 / ECS / Lambda)からの通信のみ許可してインターネット から直接到達できないようにする。ノード起動中は時間単価で課金されるため、個人 開発の MVP では固定費盲点になりやすく、要件が見えるまで導入を遅らせる判断が 合理的なケースが多い。CLF-C02 では「インメモリキャッシュサービス」「DB アクセス を減らしてレスポンスを速くするサービス」という形で問われ、SAA-C03 以降では Redis クラスターモード、Multi-AZ レプリケーション、フェイルオーバー設計、DAX (DynamoDB Accelerator)との使い分けが踏み込んで問われる。
公式ドキュメント
コスト注意点
- ノード起動中は課金される
- 個人MVPでは固定費になりやすいため使わない
セキュリティ注意点
- Security Groupで接続元を制限する
- インターネットから直接接続させない
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最終更新日:2026-06-18