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Security中級優先度 高

Security Group・Network ACLの違いを初心者向けに解説

Amazon VPCで混同しやすいSecurity GroupとNetwork ACLの違いを、適用範囲、ステートフル、ステートレス、許可・拒否ルール、試験ポイントの観点で整理します。

公開日:2026-06-07/更新日:2026-06-07
CLF-C02SAA-C03

比較対象サービス

サービス名をクリックすると、用語詳細ページで復習できます。

結論

Security GroupとNetwork ACLは、どちらもVPC内の通信制御に使います。

ただし、守る場所と動きが違います。

  • EC2などのリソース単位で制御するならSecurity Group
  • サブネット単位で制御するならNetwork ACL
  • Security Groupはステートフル
  • Network ACLはステートレス

AWS試験では「ステートフルか、ステートレスか」が特に重要です。

比較表

項目Security GroupNetwork ACL
適用範囲ENI・EC2などリソース単位サブネット単位
動作ステートフルステートレス
ルール許可ルールのみ許可ルールと拒否ルール
戻り通信自動で許可明示的に許可が必要
評価順序すべてのルールを評価ルール番号の小さい順に評価
デフォルトデフォルトSGは同一SG内通信を許可デフォルトNACLはすべて許可
主な用途インスタンス単位のファイアウォールサブネット境界の追加防御
試験キーワードstateful, instance levelstateless, subnet level, allow and deny

初学者向け説明

Security Groupは、EC2などのリソースに付けるファイアウォールです。

EC2 Instance
└─ Security Group

例えば、WebサーバーならHTTP/HTTPSだけ許可します。

Network ACLは、サブネットに付けるファイアウォールです。

Subnet
└─ Network ACL
   └─ EC2 Instance

サブネットに出入りする通信を制御します。

試験で問われるポイント

Security Groupが正解になりやすいケース

  • EC2インスタンス単位で通信を制御したい
  • ステートフルな通信制御が必要
  • WebサーバーにHTTP/HTTPSだけ許可したい
  • アプリケーションサーバーにDB接続だけ許可したい

Network ACLが正解になりやすいケース

  • サブネット単位で通信を制御したい
  • 明示的な拒否ルールを使いたい
  • ステートレスな通信制御が問われている
  • 追加の防御レイヤーを設けたい

実務での使い分け

基本の通信制御

Security Groupを使います。

ALB Security Group
↓
EC2 Security Group
↓
RDS Security Group

実務では、まずSecurity Groupで最小限の通信を許可します。

サブネット単位で制限したい場合

Network ACLを使います。

Public Subnet
└─ Network ACL

Private Subnet
└─ Network ACL
```

ただし、Network ACLはステートレスなので、戻り通信も考えてルールを書く必要があります。

このプロジェクトでの位置づけ

このプロジェクトのMVPでは、S3 + CloudFront + Lambda + DynamoDBが中心です。

LambdaはVPC接続しない前提なので、Security GroupやNetwork ACLを直接設定する場面は少ないです。

ただし、SAA対策ではVPC設計の基礎として必須です。

よくある間違い

間違い1:Security Groupで拒否ルールを書けると思う

Security Groupは許可ルールのみです。

明示的な拒否ルールを使いたい場合はNetwork ACLを検討します。

間違い2:Network ACLの戻り通信を忘れる

Network ACLはステートレスです。

インバウンドを許可しても、アウトバウンドの戻り通信を許可しないと通信できません。

間違い3:Security GroupとNetwork ACLを同じ粒度で覚える

Security Groupはリソース単位、Network ACLはサブネット単位です。

ここを間違えると、試験問題で選択肢を誤ります。

関連用語

関連問題

まとめ

Security GroupとNetwork ACLは、次のように覚えます。

  • Security Group:リソース単位、ステートフル、許可のみ
  • Network ACL:サブネット単位、ステートレス、許可と拒否

SAAでは頻出なので、表で即答できるレベルまで整理しておく必要があります。

次に学ぶ内容

比較で違いを理解したら、関連用語と模擬問題で知識を確認してください。 資格試験では「似ているサービスの使い分け」が問われます。

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